秋の味覚、秋サケのおいしい食べ方を多くの人たちに知ってもらおうと、宮城県の郷土料理「はらこ飯」など秋サケを使った料理の試食会が仙台市中央卸売市場で開かれました。 <br />仙台市若林区の仙台市中央卸売市場で13日午前に開かれた試食会には、秋サケを使った宮城県を代表する秋の郷土料理「はらこ飯」と、秋サケとしめじをマヨネーズとしょうゆで炒めた料理、あわせて400食がふるまわれました。試食会には地元の仲買人など多くの人が訪れ、秋の味覚を楽しんでいました。 <br />13日の試食会で出されたのは先月24日に漁が解禁された北海道の釧路漁港で11日に水揚げされた秋サケです。 <br />地元の卸売会社などによりますと、ことしの秋サケは、やや大ぶりで味も例年並みだということです。一方で、今年の予想水揚げ量は、海の水温が例年より高いことなどが影響して北海道でおよそ10万トンと例年に比べると、2万トンから3万トン少ないということです。 <br />試食会を主催した仙台水産の山口清一遠海部長は「秋サケやサンマの水揚げが本格的に始まったので、これからの季節、秋の味覚を十分に楽しんでもらいたいです」と話していました。 <br />宮城県では、今月25日に秋サケ漁が解禁になり来月上旬から水揚げが本格化するということです。
